Advanced Photon Science Alliance Project

第3回 先端光量子科学アライアンスセミナー


日時:平成21年7月8日、14:00〜17:00
場所:理化学研究所 研究交流棟 会議室


       


内容

1.「中空ファイバー中の非線形光学」 須田亮氏(緑川レーザー物理工学研究室)

2.「高次高調波の発生と計測」 鍋川康夫氏(高強度軟X線アト秒パルス研究チーム)


第3回 先端光量子科学アライアンスセミナーが、上記の日程で開催されました。初めに、緑川グループリーダーからの挨拶がありました。



続いて、須田亮氏から、中空ファイバーを利用した非線形光学実験の解説がありました。

 

中空ファイバーを利用することの利点(高い強度保ちながら、長い相互作用長を実現できること)、歴史、中空ファイバーの特性(伝播特性、モード選択性な ど)の説明のあと、ファイバー中にガスをいれ、自己位相変調効果によるスペクトルの広帯域化を中心としてた非線形光学実験に関する説明がありました。最後 に、最近の研究として、中空ファイバーの代わりに、平面導波路を用いた実験が紹介されました。

次に、鍋川康夫氏から、高次高調波の発生、および、計測法に関する解説がありました。

 

高次高調波の発生の研究目的、発生の原理(3Stepモデル、位相整合条件)の説明のあと、実際の発生装置(光源、ガスセル)の解説がありました。さら に、高調波のスペクトル、相関法によるパルス幅の測定法、複数の高次高調波の重ねあわせによりアト秒パルス列の生成の原理と測定結果の報告ありました。

会場には、理化学研究所の研究者以外に、東京大学、慶應義塾大学、東京電機大学、宇都宮大学から31名の研究者、学生の参加があり、それぞれの講演のあと、活発な質疑 応答がありました。

 




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