東京大学大学院工学系研究科 光量子科学研究センター

Photon Science Center of the University of Tokyo

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組織と運営

組織図

先端光量子科学アライアンス

先端光量子科学アライアンス ( Advanced Photon Science Alliance; APSA) は、 文部科学省による「最先端の光の創成を目指したネットワーク研究拠点プログラム」 (Photon Frontier Network;H20~H29) の一つとして実施されている拠点形成事業です。APSAでは、東京大学を幹事機関とし、理化学研究所、電気通信大学、慶應義塾大学、東京工業大学の参画を得て、研究・教育に関して強力なネットワーク体制を構築し、 「光波の完全制御技術による光科学」をスローガンとして研究と人材育成事業を展開しています。本センターは、この事業を東京大学が強力にバックアップする役割を担っています。

レーザーアライアンス

平成2年に「レーザー工学ラボ」として発足した、東京大学工学系研究科における、専攻横断のレーザー利用工学に関する研究連携組織で、化学系、物理系、機械系、原子力工学系、電気・電子系等幅広い分野の工学系および理学系の教員が参加しています。 共通分光設備、共通レーザー装置を保有・共間利用しており、本センターはこのレーザーアライアンスを母体として設置されました。

先端レーザー科学教育研究コンソーシアム

先端光科学分野における大学院修士課程における教育強化を目的に、 理学系研究科と工学系研究科の連携事業として、平成19年より進めています。 (Consortium on Education and Research on Advanced Laser Science; CORAL)このコンソーシアムは、大学院理学系研究科附属超高速強光子場科学研究センターが中心となり、大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター、総合研究機構レーザーアライアンスと協力してすすめています。 また、電気通信大学、慶応義塾大学と単位互換協定を締結し、大学間連携の教育事業として進めています。多くの先端光企業が実習教材を提供し、産業技術の中にある先端光科学の成果を体験させる実習を行うユニークな事業です。大学院教育を、産学の協働、大学間連携により進める新しい試みとして、注目を集めています。